コネ無しからシリコンバレーでインターンをするまで
シリコンバレーにきてからインターンのオファーを受けるまでの記録をザックリまとめてみた。これからの人生でもなかなか無いであろう経験が出来たので、忘れないうちにブログに記しておく。
~7月
米国でのインターン経験ある方に話を聞く
渡米前はアメリカで働いた経験がある人がいそうなイベントに行きまくった。その甲斐もあって、シリコンバレーでインターン経験がある3人の方とお話する機会を頂き、インターンオファーを獲得するまでの経緯を中心に伺った。
個人的に穴場だと思われるのが就活イベントで外資ブースにいる内定者の方にアプローチする方法。海外大学に在籍されてた方が多いので、名刺を渡して後日会ったり、アメリカにいる知り合いを紹介してくれたりした。
参考にしていたブログは以下の2つ。アドバイスを貰った三人のうちお二方の書かれたブログ。
留学前だけでなく留学中も繰り返し読ませていただきました。
8、9月
知り合いを作りまくる
アメリカに来て2か月はとにかくイベントに行きまくった。偶然にも同時期にSFに留学することになっていた1人の友人を除くと知り合いは誰もいない状態から、約200人ほど知り合いを増やしたと思う。
イベントを見つける上で役立ったツールは以下の3つ。
・Meetup
・Eventbrite
レジュメ作成
会社に送るレジュメを作成する。英語の文法表現の細かいニュアンスはネイティブの友人に添削してもらい完成させる。
9月頃からは、日本語表記だったLinkedinも英語表記にし、内容も充実させた。
10月
50社にメール送る
インターンする企業を探すということで、家から通える範囲の企業約50社にメールを送った。結果返信があったのは1社だけ。面接を受けたものの、落とされる。
会社は主にLinkedin、Techcrunch、Angellist、あとは“San Jose startup”で検索して、出てきた会社に片っ端からメールを送った。メールには日本のテックサイトやVCの情報をまとめたPDFも付けたが効果はなかった。
教授に会社を紹介してもらう
同時に、取っていた授業の教授に「インターン探しているんですが、アドバイスがあればお願いします。」と聞いたところ、1社紹介される。
しかし、ここも自分のやりたいことと相違があり断る。
この結果を受けて戦略の変更を決める。知人にも相談してシリコンバレーにある日本企業もしくは知り合いのツテを頼って会社を探すことにした。
理由としては
・会社としては日本語を使う機会は多いが、扱う資料、クライアントは米企業であるから結局英語を使う頻度はほぼ変わらなさそう。
・インターンを探す中で、英語をまともに話せない時点で任せられる仕事のレベルが低そうだと感じたから。
11月
ターゲット企業を規模が小さいスタートアップに変える
引き続き日本企業や、知り合いの紹介でのインターン探しをする。
しかしたまたま話した日本人の方との会話で戦略を再度変えることに。それは「最近の学生は頑張りすぎ」という言葉。自分はこれを「学生っぽいことした方がいいよ」と解釈。
これをきっかけにして、自分が探してるインターン像って社会人になってからでも出来ることなのでは?と思うように。
そこからインターンをするにしても学生の今だから入れそうな企業に絞ろうと思い立つ。それはどんな会社かを熟慮して出てきた条件が以下。
・会社が小さい(10人以下)
→自分の意見が通りそう
・日本帰国後にも活きそうな業界
→IT系?SNS系?
留学前に所属していたコミュニティの影響で、自分の意見で組織が変わっていくことに関して興味が湧いてきていたので、 自分の奥底にあったものを思い出させてくれた。
12月
インターン企業決定
小さい企業なら電話すれば採用担当まで繋がるのでは?と思い、直電したところ、案の定繋がった。10社ほど電話して全て面接までいけたので、作戦成功?だと思う(笑)
あとは電話面接と会社での面接を経て、最後は中国人の企業で働くことに決めた。
事業の魅力度はどんぐりの背比べ状態だったので、最後は「信頼関係を築けそうか」、「年末年始もバリバリ働けるか」で決めた。
後者の理由は、アメリカ人は12月中旬から年始までほぼ働かないと聞いてたこと、あとは自分には年末に旅行に行く金が無く、働けないとやることないと思ったから(笑)
まとめ
12月上旬でインターンが決まってないときは、夜眠れないくらいの不安に襲われることもあったのも今思い返すと良い思い出。